ひっし【必死】
類語・縁語
- 人生上の目的・日常的労働などのために必死
- (人生と)切り結ぶ/“体当たり”で(ぶつかる)/まなじりを決して~/肩肘はって/“つま先立ち”で(生きる)/(精神的に)余裕がない/(~の目は)真剣そのもの/ひたすら/いちずに/けなげに/ひたむきに/(~に)てんてこ舞い/きりきり舞いしながら~/汗だくになって~/馬車馬のように(働く)/(~には)涙ぐましい(ものがある)/歯を食いしばって/石にかじりついても~/“モーレツ”な(働きぶり)/悪戦苦闘する/“アヒルの水かき”よろしく~
- 当面の目的達成・栄冠獲得などのために必死
- 真剣に/本気で/果敢に/全力で/一生懸命に/目の色を変えて/熱心に/食い入るように(見詰める)/異様なほど/つかみかからんばかりに/(勝利への)執念/集中力/力いっぱい/目いっぱい/“スロットル”全開/(ボロ車が)あえぐように(坂を上る)/ねじり鉢巻きで~/一意専心に/しゃにむに/“マジ”に/血眼(ちまなこ)になって/火の玉となって/歯を食いしばって/(~のために)“体”を張る/身を削る/身を切る(努力)/死ぬほど(頑張る)/がつがつと(働く)/(~に)汲々(きゅうきゅう)とする/“バイタリティ”(がある)/(~のために)奔走する/躍起になる/(~に)専心する/(~に)うき身をやつす/(~に)うつつを抜かす/(~の実現に)執念を燃やす/(男子の)面目にかけて~/(利益確保に)“血相”を変える/なりふり構わず/髪を振り乱して/“丸腰”でぶつかる/“しゃかりき”になる/“ひっちゃき”になる/(一層)“馬力”をかける/(~に)ハッスルする
- 演奏・訴えなどに当たって必死
- 入魂の(演奏)/鬼気迫る(演技)/真情を吐露する/止むに止まれず/声をからして(訴える)/火を吐くような(演説)/気迫のこもった/“魂”の(叫び)/憑かれたように/必死の形相で/必死に思いで/熱誠あふれる(説得)/すさまじい(ものがある)/泣きそうな顔で(探し回る)/半べそで(弁解する)/(~の)“ソデ”にすがる
- 生存・生き残りなどのために必死
- もがく/あがく/死にもの狂いで/血みどろの/死ぬか生きるかの/生死をかけた(戦い)/なりふり構わない/捨て身の(反撃)/“真剣勝負”/“死闘”(を繰り広げる)/死力を尽くす/秘術を尽くした(知恵くらべ)/猛然と(迫る)/激しく(抵抗)/(権限)“命”(の省庁)/追い詰められての/すさまじい(抵抗)/「死中に活を求める」
- 大義達成・使命達成などのために必死
- (~に)腐心/(~に)心血をそそぐ/死に物狂いで/命がけで(取り組む)/死を覚悟して/死を賭して/追い詰められて/決死の(直訴)/熱誠あふれる(説得)/(~を)“熱願”する/血のにじむような(努力)/(研究に)“煮詰められる”/命を削って~/体を張って/火だるまになって/悲壮な思いで/思いつめる/(~を前に)力む/(男子の)面目にかけて~
- 本能的・情動的に必死
- 無我夢中で(つかむ)/何がなんでも/やみくもに/がむしゃらに/猪突猛進/半狂乱で(すがりつく)/“恐ろしい”形相で(走る)/ただならない(様相)/(~に)狂奔する/“暴走”する/目の色を変えて/髪を振り乱して/必死の形相で/殺気立った(顔)/目を吊り上げた(顔)/食いつきそうな/噛みつきそうな(表情)/(顔面)蒼白(そうはく)になる/(~に)血道を上げる/(~に)夢中になる/抑えがたい/やみがたい(望郷の念)/(どうにも)止まらない/(身も心も)鬼と化す/「死んでも(離さんぞ)」
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