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とおい【遠い】

類語・縁語

距離的に比較的遠い
(首位の)背中はまだ遠い/遠方/遠隔(操作)/遠目には~/遠距離(恋愛)/長距離(トラック)/(西5マイル)以遠に/(~にまで)足をのばす/(~にまで)“遠征”する/(~から)はるばる/遠路はるばる/“越境”してまで~/「“千里の道”(も遠しとしない)」/リモート(コントロール)/(~の)“背中”は遠い
空間的・距離的に非常に遠い
遠国/悠遠(ゆうえん)な/はるかな/彼方(かなた)の/はるかかなたの/(空の)果て/(~が)“かすんで”見える/絶海の(孤島)/“離れ”(島)/長駆(アラスカまで~)/気が遠くなるほどの(距離)/隔絶した(世界)
時間的・将来的に遠い
はるかな(昔)/悠久の(昔)/とおの(昔に)/はるけき(夢)/“雲霞”(くもかすみ)(の彼方)/(~して)久しい/久遠(くおん)の~/永遠の(愛)/(すでに)歴史上の(ひとコマ)/(往時)茫々/(はるかな)先/(前途)遼遠/(明治も)“草深い”(時期)
関係的に遠い
(地縁が)薄い/なじみがない/遠縁の/(~からは)縁遠い/離れている/類縁的に遠い/かけ離れた/孤立した/(~には)及ばない/(~の思いが)届かない/(~には)ほど遠い/“マイナー”な/“周縁”の(学問)/(金とは)縁がない/(~とは)遠々(とおどお)しい/(~とは)無縁の~/(~には)手が届かない/(~は)遠い存在/“高根の花”/(~との間には)(なお)隔たりがある/隔たりが大きい/(見ると聞くとは)“大違い”/「聞いて極楽見て地獄」/(日暮れて)“道”遠し/「(昭和は)遠くなりにけり」/「往時茫々だ」
遠いところ
遠方/遠隔地/奥地/僻地(へきち)/僻遠の地/異国/外国/はずれの方/はしっこの方/(~の)外れも外れ~/最果ての地/雲流るる果て/飛び離れている/“辺境”(の音楽)/遠洋(航海)/~くんだり(まで~)/「(父さん)遠く(に行っちまっただ)」/“地獄の底”/“地の果て”(までも追いかける)/(日本の)“チベット”/文化果つるところ/“配所”(の月を見る)/「“千里の道”(も遠しとしない)」

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