あく【灰汁】
類語・縁語
- 鉱物・植物などの灰汁
- 灰/灰液の上澄み/不純物/(塩の)にがり/(自然食品の)えぐみ/渋み/にがみ/(煮汁の)不要(滲出)成分/(料理の)味を落とす刺激物質
- (人柄・性格など)灰汁が強い
- “臭み”のある/“くせ”のある(性格)/個性の強い/(独特の)“体臭”/(業界人特有の)“匂い”/ギラつく(個性)/脂ぎった(顔)/エネルギッシュな/パワフルな/ギラギラした/バイタリティがある/タフな/“生命力旺盛”な/強烈な(自己主張)/(自己)顕示欲の強い/我欲むき出しの/“肉食系”の/押しの強い/物欲の強そうな(女)/海千山千の/厚かましい/あざとい/羞恥心欠如の/(~が)鼻につく/一癖も二癖もある(政治家)/自信満々の/尊大な(態度)/鬼才/異端の/“毒”がある/“個性的”な/野性的な/エキセントリックな/狂気の~/畏(おそ)れを知らない~
- (生き方・やり方など)灰汁が強い
- いやみな/しつこい/(やり方が)あざとい/あくどい/うさん臭い/強腕(ごうわん)の/野心家の/自己中心的な/強引な/強欲な/醜い/“くさみ”のある~/“生ぐさい”(政治家)/“アニマルスピリッツ”の/毒気をふりまく~/押しつけがましい/粘っこい/ねちっこい/わざとらしい/すれっからしの/海千山千の/(周囲の)ひんしゅくを買う~/抵抗を感じさせる~/“浅ましい”(姿)/「(善悪は別として)インパクトを与える」/香具師(やし)めいた(口上)/“どぎつく”(迫る)/“業”(ごう)の深い~
- (作品・表現など)灰汁が強い
- 生(なま)の/悪趣味な/ごてごてした/どぎつい/ギラギラした/くどい/嫌みな/毒のある/むき出しの/わい雑な(社会)/毒々しい/泥くさい/バターくさい/粘性の~/独特の強さをもつ~/“存在感”のある~/“過剰感”を押し出した~/“暑苦しい”(タレント)/コテコテの(大阪人)/“生”がむき出しの(歓楽街)/“黒い”(体臭)/ワイルドな/ソウルフルな(唱法)
- 灰汁が抜ける
- “漂白”される/“脱色”される/“脂”が抜ける/“臭み”が消える/“無味無臭”になる/“枯れる”/“淡泊”になる/あっさりする/さらっとする/枯淡の(境地)/パサパサになる/あか抜ける/“消毒”される/“生々しさ”が消える/“キバ”を抜かれる/(もはや)ギラギラしない/毒にもクスリにもならない
(c) Copyright 2016-2023 Naoshi Fujimoto. All rights reserved.